やっと電源が入った。
ちょいと前からリュック担いで大阪の街を歩いておりまして。
一週間あまりつづいた徹夜から解放されて、打ち合わせまで間があるし、
ノートPCあるからどこでも仕事できるしブログも書けるしー、と。
……余裕かましていたら、2日目にして電源が入らなくなり。
あきらめて、今日まで新今宮の「スパワールド世界の大温泉」で
お風呂つかりまくったり、通天閣のまわりうろうろしたり、
お風呂つかりまくったり、通天閣のまわりうろうろしたり、
心斎橋で学生時代によく通った古着屋を探そうとして遭難したり、
道頓堀でたこ焼きほおばったりしながら、
今日になってドトールでACアダプターにつないで電源押してみたら、
思い出したように動いてくれた。
よかったよ。
背負ってるのも重たいし、無用の長物すぎてジャンク屋に売り飛ばす
とこだったよ。
しかし、ホテルが高いね!
東京も数年前から値上がりしたけど、大阪も外国人観光客のせいかな?
普通のビジネスホテルに15,000円も払えませんよ。私には。
一泊8万だの10万だのの富裕層向け高級ホテルなら空いてるんだけど、
うちの家賃より高い部屋なんか泊まれるかい! って感じで、
<外国人もすなる民泊といふものを、我もしてみんとて、すなり。>
Airbnbで民泊に挑戦でございます。
昨夜泊まったのは、町工場のおっちゃんが運営している民泊。
広い広い屋上つき…というか、屋上の小屋で一泊1900円+諸経費。
洗濯したTシャツ干し中。
健康サンダルで走り出てきて、
ビルの1階について、インターホンを押したら、予約したときに表示
されていた宿主の顔写真
健康サンダルで走り出てきて、
「すんまへーん! ○○さんの友達でんねん!」
と。えええーっ、友達!? と面食らってたら鍵の束を渡されて、
「トイレはどの階にもあるから好きに使って。3階にキッチンがあるから。
調理器具も食器もそろってるから、料理したかったら自由に使って。
鍵は、明日帰るとき、そこの箱へほうりこんでロックかけてって。
どこから来はったん? 東京? ……ああ、なんや近大生やったんかいな。
ほな、この辺のこと、よう知ってはんのやな。ま、ごゆっくり。
あ、自転車乗る? 乗るんやったら、そこの赤いやつ好きに乗ってえな」
かなりアバウトな宿主(の友達)であった。
部屋は小さめで、ベッドは折り畳みのシングルだけど、冷暖房完備、
寝袋で車中泊してた数年前に比べたら天国のようにすばらしくて、
しかも、おかき、飴ちゃん、水、お茶、紅茶、コーヒー、それからなぜか、
みかんが5個も置いてあり、至れり尽くせりだった。
荷物を置いて玄関へ降りたら、下の階に宿泊するヨーロッパ圏の美男美女
カップルがいて、おっちゃんが必死で説明していた。
「トイレ、イズ、オールフロアー! キッチン、イズ、サードフロアー!
レッツ、クッキング、オーケーイ? プロブレムある? プロブレムある?」
プロブレムある? って。それ、通じてないよ……。
と思ったら、美男美女カップル、大爆笑したあと、
「OK! No Problem!」
通じてた!
しかし、新今宮の街にはびっくりだよ。
駅の南側は、あいりん地区。私が学生だった頃(20年前)は
「あのあたり女の子が一人で歩いて、さらわれるようなことがあっても、
それは歩いたほうが悪いんやでな!」
といろんな人から厳しく言われていたから、駅周辺を歩くのも怖かったのに…。
昨夜、こわごわ通りかかったら、ベビーカー押した若い家族が歩いてたよ。
街並みを観察してみて、いろいろわかったけど…またあとで書こう。
さて。今夜は大事な用事が。
日曜日の打ち合わせの時間までには東京帰ります。